「仕事用のバッグ、リュックだとカジュアルすぎるし、ブリーフケースだと堅すぎる…」 そんな悩みを解決してくれるのが、レザートートバッグです。

収納力があり、荷物の出し入れがしやすく、何より持つだけで「こなれ感」が出る。 今回は、ビジネスからデートまで幅広く使える、30代メンズにおすすめのトートバッグをご紹介します。

なぜトートバッグが選ばれるのか

かつては「女性のアイテム」「学生の鞄」というイメージもありましたが、今はメンズファッションの定番です。

1. 汎用性の高さ: スーツにも、ジャケパンスタイルにも、休日の私服にも合います。
2. 抜け感: ブリーフケースほどカッチリしすぎないため、相手に親しみやすい印象を与えます。
3. 機能美: ノートPC、書類、折りたたみ傘、ペットボトルなど、必要なものがガサッと入る収納力は魅力です。

失敗しない選び方のポイント

1. 素材は「本革」か「高品質ナイロン」

安っぽい合皮はすぐにボロボロになり、みすぼらしく見えます。 長く使うなら、経年変化を楽しめる本革（牛革）がおすすめです。 雨の日もガンガン使いたいなら、バリスティックナイロンなどの高強度ナイロンも選択肢に入ります。

2. ハンドルの長さ

ここが意外と重要です。 手持ちだけでなく、肩掛けができる長さがあるか確認しましょう。特に冬場、コートを着た状態でも肩にかけられる余裕があると便利です。

3. 自立するかどうか

底鋲（そこびょう）が付いていて、床に置いた時に自立するタイプは、ビジネスシーンでの使い勝手が段違いです。 くたっとなってしまうバッグは、だらしない印象を与えることがあります。

4. 色はベーシックカラー

ブラック、ネイビー、ダークブラウンが鉄板です。 これならどんな色のスーツや私服にも合わせられます。

おすすめのメンズトートバッグブランド

1. PELLE MORBIDA（ペッレ モルビダ）

「船旅」をコンセプトにした日本のブランド。優雅なデザインと、柔らかく美しいシュリンクレザーが特徴です。 スーツスタイルに色気をプラスしてくれます。

2. ANIARY（アニアリ）

こちらも日本のレザーブランド。カラーバリエーションが豊富で、革質が非常に柔らかく、体に馴染みます。 シンプルながらも細部の金具などにこだわりが感じられます。

3. PORTER（ポーター / 吉田カバン）

「PORTER LINK」や「PORTER WITH」などのレザーシリーズは、ビジネスマンに大人気です。 ナイロン製なら「PORTER HEAT」などが頑丈でおすすめですが、30代ならレザーシリーズで大人っぽさを出したいところです。

4. HERGOPOCH（エルゴポック）

持ち手が握りやすく、長時間持っていても疲れない設計になっています。 シンプルで無駄のないデザインは、ミニマリストな男性にもおすすめです。

バッグの中身も整理整頓を

せっかくおしゃれなバッグを持っていても、中身がぐちゃぐちゃでは幻滅されます。 バッグインバッグを活用して、充電ケーブルやペン、名刺入れなどをスマートに収納しましょう。 バッグを開けた時に中身がきれいに整っている男性は、仕事ができるイメージを与えます。

まとめ

トートバッグは、実用性とファッション性を兼ね備えた最強のアイテムです。 オンオフ兼用できる上質なトートバッグを一つ持っておくと、コーディネートの幅がグッと広がります。 あなたのライフスタイルに合った、最高の相棒を見つけてください。