30代からのファッション投資戦略
20代の頃は、ファストファッションでも良かった。でも30代以降は、質が問われます。
安い服を10着買うより、良い服を3着買う。これが大人の男性のファッション戦略です。
投資すべき基本アイテム
まず揃えるべき「一生もの」があります。
1. ネイビーブレザー(10万円〜)
最も汎用性の高いアイテム。
選び方:
- イタリアンかブリティッシュスタイル
- 肩のラインが命
- 必ず試着して、肩幅をチェック
使えるシーン:
- ビジネスカジュアル
- デート
- 結婚式の二次会
- 同窓会
###2. 白シャツ3枚(各2〜3万円)
ビジネスでもプライベートでも使える万能アイテム。
ポイント:
- オックスフォード生地とブロード生地を持つ
- 首周り・袖の長さはオーダーで
- 最低週1回はクリーニング
3. デニム1本(3〜5万円)
安いデニムとの違いは、シ
ルエットと色落ちに現れます。
おすすめブランド:
- ジェイクルー
- A.P.C.
- リーバイス・ビンテージクロージング
4. 革靴2足(各5〜8万円)
必須の2足:
- 黒のストレートチップ(フォーマル用)
- 茶のローファーorダービー(カジュアル用)
良い革靴は、メンテナンス次第で10年以上履けます。
5. レザーベルト2本(各2〜3万円)
靴と色を合わせる。黒と茶、それぞれ1本ずつ。
6. 腕時計1本(30万円〜)
時間を見るならスマホで十分。でも、腕時計はステータスシンボルです。
おすすめブランド:
- オメガ
- ロレックス
- グランドセイコー
買ってはいけないもの
- トレンドに左右されすぎるアイテム
- 安すぎる革製品(すぐにボロボロになる)
- 派手なロゴ入り(30代以降は避ける)
サイズ感が全て
どんなに高い服でも、サイズが合っていなければ台無しです。
チェックポイント:
- 肩幅がぴったり
- 袖が長すぎない
- ウエストに余裕がありすぎない
- パンツの裾は靴にかかるくらい
迷ったら、お直しへ。2,000円程度で見違える程フィットします。
メンテナンスへの投資
良い服を長く着るには、ケアが必須です。
月次コスト:
- シャツクリーニング:週200円×4週 = 800円
- スーツクリーニング:月1回 = 2,000円
- 靴磨き用品:月500円程度
年間3〜4万円のメンテナンス費用で、服の寿命が2〜3倍になります。
カラーパレットを統一する
ワードローブの色を統一すると、コーディネートが楽になります。
基本の3色:
- ネイビー
- グレー
- ホワイト
アクセントカラー2色:
- ブラウン(レザーグッズ)
- ワインレッド or マスタード(差し色)
ファッションは投資
良い服は:
- 自信を与えてくれる
- 長く使える
- 結果的に経済的
- 相手への敬意の表れ
30代からは、「安いから買う」ではなく、「価値があるから買う」という意識に切り替えましょう。
ファッションへの投資は、自分への投資です。見た目が変わると、内面も変わります。
まずは、ベーシックアイテムから。1シーズンに1〜2アイテムずつ、質の高いものに入れ替えていきましょう。
2年後、あなたのワードローブは見違えるほど洗練されているはずです。