30代からのビジネスカジュアル入門!失敗しない「ジャケパン」の正解
「ビジネスカジュアル」の迷宮へようこそ
「明日からビジネスカジュアルでお願いします」と言われたら、あなたはどうしますか? スーツなら考える必要がなかったのに、自由になった途端に何を着ればいいかわからなくなる。これは30代ビジネスマンの「あるある」です。
30代に求められるのは、**「信頼感」と「親しみやすさ」**の両立です。若手のようなラフすぎる格好はNGですが、堅苦しすぎても「おじさん化」してしまいます。
1. ビジネスカジュアルの基本定義
一般的にビジネスカジュアル(オフィスカジュアル)とは、**「顧客訪問がない日の執務スタイル」や「社外の人と会っても失礼にならない服装」**を指します。
基本形は**「ジャケット + パンツ(ジャケパン)」**スタイルです。
2. 揃えるべき4つの神器
これさえあれば、月曜から金曜まで回せます。
① ネイビージャケット
まずはこれがないと始まりません。素材はウール100%か、機能性素材(ストレッチ・防シワ)がおすすめ。ボタンはメタルボタン(金・銀)だとブレザーっぽくなりカジュアル度が増すので、最初は同系色のボタンが無難です。
② グレースラックス
ネイビーのジャケットと最高に相性が良いのがグレーのスラックスです。「ライトグレー」と「チャコールグレー(濃い灰色)」の2本あれば完璧です。
③ ベージュのチノパン
少しカジュアルダウンしたい金曜日などに活躍します。センタープレス(真ん中の折り目)が入っているものを選ぶと、チノパンでもドレッシーに見えます。
④ ボタンダウンシャツ
ネクタイをしない場合、普通のワイシャツだと襟がだらしなく広がってしまいます。襟先がボタンで留められているボタンダウンシャツなら、ノーネクタイでも襟が綺麗に立ちます。白とサックスブルー(水色)を揃えましょう。
3. やってはいけないNGコーデ
- スーツのジャケットを流用する
- スーツの組上のジャケットをジーンズなどに合わせると、着丈や肩パッドのバランスでおかしく見えます。必ず「単品使い用のジャケット」を買いましょう。
- 丈が短すぎるパンツ
- くるぶし丸出しの極端なアンクル丈は、ビジネスシーンでは軽薄に見えることがあります。靴にワンクッションするかしないかのハーフクッションがベストです。
- 派手な靴下
- 座った時に見える靴下が真っ赤だったりキャラものだったりすると、全てが台無しです。靴下はパンツの色か靴の色に合わせるのが鉄則です。
まとめ
ビジネスカジュアルは、一度型を作ってしまえばスーツよりも快適で、自分らしさを表現できます。まずは「ネイビー×グレー」の王道スタイルから始めて、徐々に自分の色を出していきましょう。